前回は期間工や派遣会社への面接の準備について書いてみました。今から始めようと思う方で気になる部分といえば、面接を受けるタイミングだと思いますので、これについても書いていきます。
転職活動はいつ始めるべきか問題
転職活動は、基本的には在職中に行うのがおすすめです。在職中の場合、法律的には2週間以上前に退職の意思を告げることで退職できますが、まぁ世の中の会社は独自ルールが好きなので、1か月前とか、3か月シフトが組まれる前までとか、お勤めの会社ごとにルールがあると思います。敢えて揉めたい人もいないと思うので、基本的には会社のルールに従って退職するはずです。
退職申請が1か月前や2週間前などで良い場合は、迷わず面接予約を取ってください。トヨタやデンソー、日産などは、面接申し込みから1、2か月先の入社日になるので、とりあえず面接を受けて、受かれば退職するという流れで対応できます。
それ以上前に退職の意思を伝えなければならない場合で、法律云々より波風立たせず辞めようとする場合は、退職1.5か月前くらいから動きだすと良いと思います。
ただ、今の職場で疲弊してしまっている場合は、しばらく羽を休めるのも良いと思います。ただ収入的にきつくなるのと、生活リズムが崩れやすくなるので、早めに面接を受けておいたほうがいいかもしれません。
ウェブ面接予約は応募者殺到しがち
様々な会社がウェブ面接を採用していますが、面接枠の取得は早い者勝ち状態です。平日に受ける場合は、ウェブ予約の日程と有給休暇の日程を合わせるなどの工夫も必要になってくると思いますので、早め早めの対応で動いてください。
日付が近づくにつれて、キャンセルも発生することがあるので、1度見たときに満席だったからと諦めずに、1時間おきくらいでチェックしてみるといいかもしれません。私もキャンセル待ちをしていて滑り込むことができました。
トヨタの場合は申し込みのあとで、予約枠取得のメールが届く設定になっています。応募後にメールが届いているか確認してから、余裕をもって進めてください。
デンソーの場合は、予約枠を押さえた後で、長い長い申し込みページに進みます。学歴や職歴、志望動機や希望勤務地など、結構長めの入力が必要になるので、申し込み前に学歴・職歴など、履歴書相当のものを用意しておくことをお勧めします。入力量が半端じゃないのでスマホだと少しきついかもしれません。(あれで予約枠埋まってエラーとか出たら心折れそう)
派遣会社は案件に応募してから面接に進みます。案件が既に埋まってしまっている場合は、ほかの案件を勧めてもらい、案件に納得できるものがあれば面接が始まります。人が多く入る3月4月は案件募集が出ていても既に埋まっている場合があるため、気になる案件がある場合は早めに打診しておくほうがいいと思います。
失業手当てはもらうべきか
再就職までの期間、いったん退職してから失業保険を受給するのも1つの手段。これはもう個々人の都合によりけりと思います。数か月のんびりしてから再スタートでも全然いいと思います。
ただ、やっぱり先細るというか、経済的に困窮していくんですよね。早めに就職しておくほうが、年収ベースで考えれば多くなるので結局プラスに働く感じですね。(そうは言っても休みたい気持ちは全然理解します)
新年度になると勤務していた頃をベースとした各種税金の請求が届きます。分かっていてもやはり精神的にきついので、年度をまたぐ場合でも、税金請求が届く前には就職しておくことをおすすめします。

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